健康・美容・ダイエットの為に、農薬フリー 、人口甘味料フリー、グルテンフリー、トランス脂肪酸フリーの4つのフリーにこだわった食品を作っています

新型栄養失調について

先日食育のセミナーを受講して参りました。
ブログをご覧になってくださっている皆様にも情報をシェアしたいと思います。
平成になってから登場した新型栄養失調とは、カロリーは十分に足りていても、
たんぱく質、ビタミン、ミネラルのどれか、またはその全てが足りていない状態を
いいます。
三大栄養素=炭水化物、たんぱく質、脂肪
こちらの栄養素を燃やすのに必要なのが、ビタミン、ミネラルです。

たんぱく質不足は、ご高齢の方に多いようです。
噛む力が弱まることで、嚙み切れない肉などを選ばない食生活になりやすく、
柔らかいご飯やパンなどの主食を食べる量が増えそれだけでお腹が満たされてしまい、
たんぱく質不足になるというケースです。
たんぱく質の推奨量は、18~64歳の男性は1日65g、65歳以上の男性は60g、
18歳以上の女性は1日50gとなっています。
気を付けて摂取したいですね。

今回のセミナーではビタミンについては多くふれておりませんでした。
またの機会に詳しく調べてブログにまとめたいと思っております。
ミネラルに関しましては興味深い情報が沢山いただけましたので、以下にまとめておきます。

ミネラルとは、生体を構成する主要4元素である「酸素・炭素・水素・窒素」以外の元素の
総称です。
構成比率としては、主要4元素が約95%を占めていて、ミネラルは残りの5%ほどになります。
5%の割合にはなりますが、とても重要な働きを担っており、生命活動には欠く事のできない
潤滑油のような役割をしてくれています。
役割としましては、体の発育・代謝・生理作用(ホルモン)をコントロールする働きがあり、
細胞のバランスを維持し、神経や筋肉機能を正しく保ちます。
以下ミネラルの潤滑油としての役割を簡単にご紹介いたします。
・血液を作る
・骨を強くする
・精神の安定、思考力の向上、学力UP
・脳の神経伝達を助ける
・エネルギーを作る、消化を助ける
・毒素を排出する
・免疫力UP

こちらは細かくロジックを説明をすると難しいお話しになりますので、またの機会に
かいつまんでお話しして参りたいと思います。
また、ミネラルはリービッヒの法則と言って、摂取バランスが大切で一つが大きく
欠けていると他がいくら足りていても上手く作用しないという性質がありますので、
そこも重要なポイントとなっております。

このように重要なミネラルですが人体内での合成は難しい為、食品からの摂取が
必要ですが、現代人は老若男女欠乏症が深刻化しているようです。
理由としては、野菜や果物の栽培に農薬が大量に使用されている事、またスーパーの
お惣菜やコンビニ弁当ファストフード等に使用されている食品添加物が原因との事でした。

皆様、近年の農薬使用量のランキングをご存知でしょうか?
1位.中国、2位.韓国、3位.日本という結果で、韓国を抜いて2位の情報もありますね。
日本の残留農薬の基準は、現在2ppm以下。
ヨーロッパ、台湾は0.01ppm以下になっております。
ヨーロッパや台湾では、日本の野菜は汚染物質として扱われ、輸出できない状況に
なっているようです。

ミネラルと農薬の関係とは?
植物が土壌からミネラルを吸収し、動物はそれを食べることによって体内に
ミネラルを取り入れています。
しかし、最近の野菜に含まれるミネラル含有量は50年前の2分の1から3分の1であると
言われています。
これは、化成肥料を多用する現代農法の落とし穴で、微量成分を十分に植物が
補給すること無く、時間をかけずに多量の収穫のみを目的とした栽培を行った結果です。
先進国では現代病が蔓延していますが、発展途上国ではその発症率が少ないことも、
食品中のミネラル不足で説明ができます。

続いて食品添加物に関してですが、今回のセミナーではリン酸塩について
言及されておりました。
リン酸塩とは、食材の風味や食感、保存性を良くする食品添加物です。
こちらが何故ダメなのかといいますと、なんとミネラルを胃腸でかかえて排出してしまう
作用があるのです。
リン酸塩を解毒するのにミネラルが使われてしまうと、人体に必要な分が確保できなく
なりますので、できるだけ摂取を控えたいところです。
リン酸塩は、清涼飲料水、菓子パン、調理パン、カップ麺、肉加工品、魚介加工品など
さまざまな食品に使われています。
乳化剤や酸味料など一括名による表示が認められている場合もあるため、
リン酸塩の物質名の表記がないのにリン酸塩が入っているものもあるとの事でしたので
加工食品には注意が必要ですね。
なるべく生鮮食品を摂取するのが対応策といえそうです。

セミナーでは、
「治らないとされるアスペルガー症候群を患っている小学校2年生の男児」が
「だし」からミネラルを摂取する事で完治に至った事例が紹介されておりました。
【男児の日常の食事】
朝;ポテトチップス
昼;学校給食(野菜が嫌いでよけて食べない)
夜;カップ麺、チキンナゲット
こちらの食事に大好きなぶろうジュースへ吸収率が良いミネラルが豊富にとれる
煮干しの「だし」を入れて毎日飲ませたところ、、、
彼が描いていた黒塗りでぐちゃぐちゃだった絵がどんどん健康なお子様同様の
形のある絵に変化していき、
1年後にはお友達と遊んで幸せ~の絵を描くように変化していく姿が時系列で
紹介されておりました。
途中から食の好みも前とは変わり、お野菜なども好んで食べバランス良く摂取
するようになったという事でした。
最終的にお薬の服用も不要になったとの事。
そして何よりお子さんの事で悩んで自分の食事がおざなりになってしまっていた事に
気づいていなかったお母様が、子供の為に食について学び、自分も気を付けた事により、
子供を叱らなくなったという事でした。
ミネラルが豊富にあるとセロトニン、ドーパミン、アドレナリンなどの神経伝達物質が
沢山作られるので精神が安定したのでしょう。
食の重要性をわかり易くかんじる事ができる良い事例でお勉強になりました。

ムーンスターのミネラルプロテインクッキーは、
1枚で18gタンパク質が摂取できます。(有機ライスプロテイン由来)
豆乳クリームチーズは、1個で10gのたんぱく質が摂取できます(有機豆乳由来)
どちらも食品添加物はフリーとなっております。
また、お水は人体に必要なミネラルが30種類以上がバランスよく配合されたお水
使用しております。
皆様に「美味しくて、健康・美容にお役だちできる商品」を拘って提供して行く事を
使命としております。

現在はスープとおにぎりの冷凍販売商品化へ向けて、常連のお客様に試験的に
ご提供を始めております。
スープには拘りの「お出し」を使用しまして、ミネラルが豊富とれますよう
工夫しております。
また、冷凍する事で大切な食材を無駄にしないようにエコ活動にも力を
入れております。
食」で沢山の皆様に豊かさを提供していけますよう、
今後も努力・精進して参ります。
ここまでお読みいただき感謝申し上げます。



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